おしりのおくすり(子ども編)

らっちゃん

2009年07月22日 23:57

今日、夕方から子どもが急に熱をだした。
さっきまで元気に遊んでたのに、なんだか元気がなくなってきて、
目をうるうるさせながら「ママ、あつい~」という。

熱を測ってみると38.7分。
30分後にはさらに39.1分に上昇。きつそうに横になっている。


一応、今の本業はナース。(小児)

「これは、早く熱を下げてあげねば・・・」

冷蔵庫の坐薬~坐薬さーん。あったあった。








ゴム手袋を持ってきて、準備OK!
さーて、「おしりにおくすりいれようか~?」と優しい看護師さん。

すると「いやだー!いやだー!」と抵抗して、おしりをかくす娘。

母:「おくすり入れたらラクになるよ?3秒だけ我慢しよ」

娘:「いやだ~!いやだ~!!おしりがいたい~!!」

母:「痛くないって。。。じゃ、1秒だけ我慢。1秒でおわる」

娘:「いやだ~。いやだ~。」

こういう時、無理やりするのはよくない。

が、しかし、この高熱で朝までぐっすり眠らせることは不可能。
夜中に何度もうなされて、目覚めるほうが本人にとって負担。

仕方ない。 

抵抗を片手でかわし、ササっと
1秒で坐薬、挿肛完了!!


「いたい~いたい~」と泣く娘を、「よしよし」と抱っこして
しばらく過ごす。。
「おしりにおくすり」っていうと「おしりに注射」みたいな
イメージがあるのか、こどもってすごく嫌がる。

でも、入ってしまえば痛みはないから、抱っこして
愛情で包んでおけば、そのうち落ち着いてくる。
体が熱くて燃えてるよ~。かわいそうに。



2時間後には、37度台に解熱して、結構元気になってきた。

そして彼女が尋ねる。

「ママ、トイレに行きたいんやけど。。。」(少し間・・・)
               「おしりのお薬どうするん?」

ははぁ~、まだおしりの中におくすりがあると思ってんだね。
かわい~。
「心配せんでも大丈夫。フツーにトイレ行っていいよ~。」

おくすりは、もうあなたのお熱を下げるためにお仕事をすませて
溶けちゃったんだよ~。

解熱剤のおかげで、まぁまぁ無事に寝てくれたけれど、
明日またお熱があがらないといいなぁ・・・。












関連記事